詳しい写真は商品説明の中にありますのでご覧ください。






□商品詳細 この度は多くの出品品の中から当方の商品ページをご覧いただき心より感謝申し上げます。

今回の出品物は、アールヌーヴォーを代表する芸術家、エミール・ガレの初期作品、19世紀末のカップとソーサーのセットです。透明なガラス地にエナメル彩色が施されたこの作品は、ガレの第一工房期、すなわちガレ自身の力量が最も活きた時期の一品です。

その時代に製作されたガレのガラス作品は、ガレならではのデザインと美態が凝縮され、最高峰の芸術作品として全世界の美術館にその存在が認められています。各種展示会や出版物でも頻繁に取り上げられる、その名の通り極めて知られた初期の作品です。

本作品では、透明なガラスの表面に鮮烈なエナメル彩で、勿忘草と蜻蛉の絵が描かれています。花の部分は微細に立体的に描かれ、縁には白いエナメルのドットが施されています。これらの特徴は、日本美術から強い影響を受けていたガレのアールヌーヴォーとジャポニズムが調和した東洋的な雰囲気を感じさせます。

ソーサーにはサインが見られませんが、カップの底には、手刻みによるガレのサインが確認できます。長い年月を経たため、微細な摩耗や汚れが見られますが、大きな傷みや美観を損なうダメージは見受けられず、アンティークとして全体的に良好な状態を保持しています。

特にカップの持ち手の端は平らになっていますが、これは他の同型の作品でも通常見られる仕上がりで、制作当初の仕様でございます。

このようなガレの初期作品で、蜻蛉が複数描かれたカップの作品は市場に出回る機会が非常に少なく、当オークションではこれが初の出品となります。これほどの価値ある作品を手にする機会は滅多にありません。

当然ながら、この一点物の商品がなくなり次第、販売は終了となります。二度と手に入る機会がないかもしれません。

エミール・ガレの芸術品をお探しの方、特にアール・ヌーヴォー様式に魅せられている方には、この非常に貴重な機会をお見逃しなく、彼が生み出した素晴らしい逸品をぜひ手に取ってご覧ください。

【詳細情報】

サイズ：カップ口径：約7cm、高さ：約4.3cm、ソーサー：直径約12cm、高さ：約1.5cm
技法：アプリケーション、ハンドペイント、エナメル彩
年代：1874年から1904年頃
これらの詳細と一緒に、この作品の真価を是非ともご理解いただきたく存じます。お求めの方、収集家の方にとっては見逃せない一品です。この特別な作品を是非ともあなたの元へお届けしたく思います。

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No.202.005.015

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